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☆「ラストワン~ほろ苦い大人のブラック」
2015年08月24日 (月) | 編集 |
※注意
腐な内容なので苦手な方はお読みにならないで下さい。





「ラストワン~ほろ苦い大人のブラック」





とあるオフィスの休憩スペース。青いネクタイを緩めた一人の男がソファのひじ掛けに腰をかけ、ぼんやり窓の外を見ていた。

そこへ疲れた表情ながらも紺色のネクタイをきっちり締めた男が現れた。その男は自販機の前で立ち止まり、ふうと一つ息を吐いた。

青いネクタイの男はそれに気付くと、軽く手を上げ声をかけた。

「だいぶ疲れてるなあ。何?今やっと休憩?」

時刻は既に午後9時。普通なら退社していてもいい時刻だ。

「ああ……」

紺色のネクタイの男は自販機を見つめたまま答えた。そして視線もそのままにしばらくそこで動きを停止させてしまった。

青いネクタイの男はその動きを不審に思い、そして自分の脚の間にある物に気付いてニヤリと笑う。そして自販機の前から微動だにしない男に、自分のそれを握って示した。

「これが欲しいんだろう?」

「別に……」

紺色のネクタイの男は青いネクタイの男の股間の物に気付くと、プイと目を反らした。が、すぐにそれに視線を戻してしまう。

「欲しいんだろう?素直になれよ」

青いネクタイの男はまるで挑発するようにそれを握ったまま掲げた。

「だから別にいらな……」

「だったらそんな物欲しそうな目で見るなよ」

「見てないよ」

そう言いつつも紺色のネクタイの男の視線は股間のそれから外れない。青いネクタイの男は面白そうに笑いながらそれを揺らした。

「……素直じゃないな~。まあそこも可愛いんだけど」

「うるさいな」

「欲しいんだろ?」

「欲しくない!」

紺色のネクタイの男は少し声を荒らげた。そう言いつつも青いネクタイの男の股間で揺れるそれに、ゴクリと喉が鳴る。額にはやんわりと汗が滲み出してきていた。

紺色のネクタイの男の脚は無意識なのか青いネクタイの男の方へゆっくりと近付いていっている。まるで吸い寄せられるように。

「我慢出来ないんだろう?こっちにこい。やるよ」

紺色のネクタイの男はフラフラと近寄りそれを手にした。そしてごくりごくりと一気に飲み干す。最後の一滴も残さないように。

『我慢出来ないほど美味い、ほろ苦い大人のブラック』




「これ、どっちがどっちなんですか?」

「そりゃあ俺がこの青のSっぽい方だろう?つーか俺は断然青がいい。監督は何て?」

「いえ、どっちでもいいらしいんですよ」

「俺は紺色のツンデレな敦賀くんが見たい!」

「う~ん、でも意外と蓮はSだけどな……」

「ちょっ……!社さん!何言ってるんですか!」

「まあでも180越えたでかい男が可愛いなんてあり得ないよなあ」

「そうでもないって!敦賀くん、ツンデレいけるって!可愛いって!」

敦賀蓮と貴島秀人、そしてそれぞれのマネージャーはとある缶コーヒーのCMの絵コンテを囲み、それぞれの役所を話し合っていた。しかしその内容について話す者は誰もいない。

これは突っ込んではいけない。突っ込んだら自分が下品な想像をしたと思われると考えたからだ。たとえこの絵コンテを描いた監督がそれを狙っていたとしても……。

四人は内心溜め息を吐いていた。

出来ればどちらもしたくない。

それが俳優二人の本音であることは間違いない。




【ネットおまけムービー】




「ああ~また売り切れかあ」

グレーのネクタイをした男が自販機の前でがくりと項垂れた。

「あ、すみません。最後の一本、俺達で飲んじゃいました」

紺色のネクタイをした男が空になった缶コーヒーを掲げて謝罪した。隣では青いネクタイを緩めた男が同じく頭を下げている。

「ていうか俺達って……」

「ああ、俺が最後の一本飲んでたらこいつが物欲しそうにしてたんで、残りをやったんですよ」

「別に物欲しそうになんてしてないだろ」

「してただろ?」

「してない!」

ニヤニヤと笑う青いネクタイの男に紺色のネクタイの男が食って掛かる。その様子はグレーのネクタイの男にはじゃれてる風にしか見えなかった。

(というか…それって間接キスなんじゃ……)

グレーのネクタイの男はじゃれあいながらコーヒーを飲ませあう二人の姿を想像して、なぜか顔を真っ赤に染めた。




「なんで俺まで……」

「ていうかこれ想像図までやらせるみたいですよ」

「マジか。間接キスかよ~~」

「口移しでなかったことだけが救いだな」

「二人とも。もうすでに本編CMの内容の方がヤバイんだ。かなりアレな感じだったんだし。諦めて下さい」

貴島のマネージャーは絵コンテを見て、項垂れている三人を見て慰めるように肩を叩いた。そして自分は巻き込まれなくてよかった、と心底安堵したのだとか。

しかしこの三人に更なる不幸が訪れることになるとは、さすがの彼も想像だにしていなかった。





<後書き>
プール熱で頭をやられてしまったからではなく、表日記さんのサーバーのpopipi様のサイトの販売所に触発されてやらかしてしまいました。なのでpopipi様に捧げます。突っ込みは一切受け付けません。

この作品は
<ポーピーピー缶コーヒー販売所♪>に掲載させていただくためのものです。そちらには私めのより格段に面白い作品がそろっておりますのでぜひぜひお読みになって下さいね♪

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