花とゆめ連載「スキップ・ビート!」の感想&二次SS中心です。当サイトはリンクフリーです。
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◎「蓮の苦悩」
2015年03月07日 (土) | 編集 |
「蓮の苦悩」




お礼にかこつけて食事に誘ったものの、俺は悩んでいた。

一体どこにしようか。

ハンバーグが好きなことは知っている。確か目玉焼きがのったのがいいと言っていた。

ただせっかくのデート――いや食事だけだが――前のようなファミレスじゃ味気ない。かと言って、あまりに気合いの入った所だと彼女に勘繰られてしまう。

携帯で色々検索してみたが、よく雰囲気もわからないし味にも当たり外れがある。

自分で確認しようにも時間がない。

こんなことならもっと先の日にしておくんだった。

「はあ」

控室で出番を待っている間、タウン誌に目を通したがやはりこれと思うのが出てこない。

思わず漏れたため息に、ちょうど戻っきた社さんが笑った。

「なんだ?まだキョーコちゃんとのデート場所決めれないのか?」

「そうなんですよ。なかなかいい場所が見つからなくて……。どこか知らないですか?」

俺が助けを求めてそう言うと、社さんがまた笑った。

「何がおかしいんですか?」

「あはは。いや、悪い悪い。なんか蓮がデート場所で悩んでるのが新鮮でさ。初めてデートする中学生みたいで可愛いなあって……はは」

ムッとした俺に社さんはそんな答を返した。

確かにデートなんて初めてじゃない。それこそ両手両足使ったって全然足りないくらい熟してきた。

でも彼女――最上さんは特別だ。初めて本気で好きになった、大切な女の子。大事にしたい。

好きな女の子にはやっぱり喜んで欲しい。

でもなあ。普通の女の子と違ってあの娘は一筋縄じゃいかない。今までの女の子が喜んできたようなとこじゃだめだろう。

「まあ、そう悩むな。どうせ向こうはデートだなんて思ってないんだから」

「ぐっ……」

社さんに痛いことを突っ込まれ、俺は黙るしかなかった。

誰か、彼女が喜びそうなとこ教えてくれないだろうか。

決戦は金曜日。タイムリミットはあとわずか――。




<後書き>
フリーSSです。どうぞお気軽に貰ってって下さい。ずーっと前(3年以上前かな?)に書いたフリーSSから続くものとして書いてみました。わからない方は「あくまでお礼ですから」参照です。
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